葬儀の服装に関してあらかじめ知っておこう

2017年12月24日
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故人との最期のお別れをすることができる大事な儀式がお通夜や葬儀、告別式などです。遺族はこのときから喪に服すことになり、会葬者は故人と遺族に対して失礼にならない服装と心使いをすることが何よりも大切です。現在では、喪主や親族たちは略式喪服のブラックスーツを着用することが主流になってきています。

故人から三親等までであれば正式喪服を着用するのが一般的となっています。正式喪服を着用する場合には、男性が和装をする場合ならば黒紋付き羽織袴、洋装であるならばモーニングコートを着用するのが正式喪服です。女性であるならば黒無地着物、洋装ならば黒をベースとしたアフタヌーンドレス、ワンピース、アンサンブルなどを着用するのが一般的です。

ストッキングを履く場合も黒を着用するのが一般的ではありますが、通夜のときには、突然のことなので急いで駆けつけてたという意味合いを含ませるためにも、あえて肌色のストッキングにするほうが良い考える人もいるようです。寒いときにはタイツを履きたくなると思われますが、タイツは厚手なので、カジュアル感が出てしまいます。よって、通常は履いてしまうマナー違反となってしまいます。しかしながら、寒い地域や真冬のときなどには、ある程度厚いものやタイツなどを履いても問題ありません。もちろん、地域などによってマナーに厳しいこともあるので、もしも心配なのであればあらかじめしっかりと聞いておくと良いのではないでしょうか。